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引越しに使用するトラックの選び方 業者とレンタカーはどちらがお得?種類別に比較

引越しに使用するトラックの選び方 業者とレンタカーはどちらがお得?種類別に比較

引越しをするときは、まとめた荷物をトラックで運ぶ方法が一般的です。引越し業者に依頼すれば、事前におおよその荷物の量を聞いて適した大きさのトラックを用意してくれますが、自分でトラックをレンタルして引越しをする場合は、運ぶものがどのくらいあるのか自分で見積もりしなければいけません。
1Kやワンルームの単身者の引越しと、2DKや3DKに住む家族の引越しでは、レンタカーで手配するトラックの大きさが異なります。トラックをレンタルする場合の費用相場やメリット、デメリット、引越し業者に依頼する場合との違いについて詳しく解説します。

引越しのトラックの種類と特徴

引越しのトラックの種類と特徴について詳しく紹介しましょう。引越しの荷物がすべて積める大きさのトラックを借りる必要があります。荷物の量は、実際に荷造りをしてみないとわからない部分があるので、引越しをする人数を目安にするといいでしょう。

単身向けは軽トラック

単身の引越しの場合は、軽トラックがぴったりです。レンタル料金が安く済むうえ、コンパクトなので狭い道の通行も問題なく、家の入り口近くに停めて作業ができます。
しかし、コンパクトゆえに、軽トラックで運べる荷物の量は限られています。単身でも荷物が多い人の場合は、一度の運搬では運びきれず2往復しなければいけない場合や、運ぶものによっては別の大きさのトラックでないと運べない場合もあるので注意が必要です。
軽トラックの大きさは、幅1.5m、長さ1.9m、高さ1.3m以内です。

2人暮らしなら2tトラック

2人暮らしの引越しの場合は2tトラックがちょうどいいでしょう。2tトラックのレンタル料金も比較的安く抑えられます。また荷物もある程度の量を積めるので、2人暮らしの荷物の量に最適です。2tトラックの大きさは、幅1.9m、長さ3m、高さ2m以内です。
2tトラックには種類があります。ショート、ロング、ワイドロングがあり、ショートの場合は全長4.7m、全幅は1.7m、ロングは全長6.0m、全幅1.9m、ワイドロングは全長6.0m、全幅2.1mとなっています。
ちなみに夫婦2人の引越しで、家具などがほぼ揃っている場合は、3tトラックの方がいいでしょう。

家族向けは4tトラック

家族の引越しの場合は、4tトラックが必要になります。引越しに使うトラックの中ではもっともサイズの大きい車です。幅2.3m、長さ6m、高さ2.5mあります。
4tトラックを使うときの注意点として、サイズが大きいので狭い道幅は入れないことがあります。家の前の道や新居までの道中で狭い道路を通る必要がある場合、4tトラックが使えず2tトラック2台で引越しをしなければいけないケースもあるので気をつけましょう。

どのくらい荷物が詰める?トラック別の目安量で選ぶ

軽トラック

軽トラックの場合、積める荷物は1.5畳分の部屋におさまる程度です。具体的には、段ボール10個、小さなダイニングテーブルと椅子、小型のテレビ、小型の収納棚、布団などです。ベッドを使っている場合、ベッドの大きさによっては軽トラックでは運べないものがあります。ダブルベットは、軽トラックでは運べないので注意しましょう。
ほかにも2~3人掛けのソファやドラム式洗濯機、また折りたたみができない大きな机などがある場合は、単身の引越しでも軽トラックの利用は難しいでしょう。

2tトラック

ショートの2tトラックの場合、1人暮らしまたは荷物が少ない2人暮らし程度の荷物を運べます。具体的には、段ボール30個、小さなダイニングテーブルと椅子、小型のテレビ、小型の収納棚、布団、ベッド、冷蔵庫などです。
1K、1DK、1LDK、2Kなどに住んでいた人が引越すときに適しています。単身でも軽トラックで荷物が乗り切るか心配な人は、ショートの2tトラックにしておいた方が無難です。
また、1人暮らしでも荷物が多い人や2人暮らしの場合は、ロングの2tトラックがおすすめです。ロング2tトラックなら32インチ以上のテレビや洋服ダンス、大きめの冷蔵庫、2人用ダイニングテーブルセットなども運べます。
荷物の多い2人暮らしまたは2DKや2LDKからの引越しの場合は、ワイドロング2tトラックにしておいた方が安心です。

4tトラック

家族向けの4tトラックの場合、運べる荷物の量は、8畳の部屋におさまる程度です。具体的には段ボール60〜65個、4人用のダイニングテーブル、応接セット、ソファ、大型家電一式、食器棚、収納棚3~4個、ベッドと布団3~4組、タンス1~2個ほどになります。荷物をたっぷり運べるので、3人家族や4人家族の引越しにも対応できます。
ただし大型トラックのため、道幅が6m以下の狭い場所にはトラックが入れない場合があるので注意が必要です。見積もりのときに詳しい引越し先について業者から聞かれるので、正確に答えられるようにしておきましょう。

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業者に依頼する場合と自分でレンタルする場合の費用相場で選ぶ

引越し業者のトラック料金

引越し業者に依頼して引越しをする場合の料金について見ていきましょう。業者を通して引越しをする場合は、トラックだけではなく引越しの荷物の運搬などに関わる人件費も発生します。また引越しを依頼する時期が繁忙期なのか、通常期なのかによっても料金は変わってきます。
さらに移動する距離なども関係するため、事前に見積もりを取ってみてください。引越し業者によって費用に幅があるので、いくつかの業者に見積もりしてもらうといいでしょう。具体的な例として、トラックの大きさと作業員の数による料金の差を比較してみます。

・軽トラックに作業員1人の場合:15,000円~
・2tトラックショートで作業員1人の場合:20,000円~
・ロングの2tトラックで作業員2人の場合:35,000円~
・3tトラックに作業員2人の場合:45,000円~
・4t トラックに作業員2人~の場合:54,000円~

作業員が増えれば当然費用も高くなります。

レンタカーの料金

レンタカーでトラックを借りて自力で引越しをする場合の料金を紹介します。レンタカーで借りられるトラックの種類は、軽トラック、1tバン、2tトラックなどが一般的です。それ以上の大きさのトラックを借りる場合は、普通免許では運転できません。

・軽トラック12時間:約5,000~6,000円
・ハイエースロングなどの1tバン12時間: 10,000~12,000円
・2tトラック12時間:12,000~16,000円

これだけを見ると自分でトラックを借りて引越しをする方が安く思えますが、ガソリン代や保険料なども必要になります。また引越し先で乗り捨てる場合は、乗り捨て料金がプラスされます。料金は12時間で見ましたが、延長する場合やもっと長く借りる場合は、さらに費用がかかります。

業者に依頼するかレンタルするか、どっちがいいの?

引越し業者に依頼するメリット・デメリット

引越し業者に依頼するメリットは、荷物の搬出や搬入なども行ってくれる点がもっとも大きいといえるでしょう。プランによっては荷造りに必要な段ボールやガムテープ、軍手などを事前に住んでいる家まで届けてくれたり、当日荷造りからやってくれたりするものもあるので、引越す当人は何もしなくてもいい場合もあります。
ただし、レンタカーよりも料金は割高になり、繁忙期などはさらに料金が高くなることもあります。

自分でレンタルするメリット・デメリット

自分でトラックをレンタルするメリットは、引越し料金を安く抑えられることです。トラックの費用以外は、友人に手伝いを頼んだりスーパーやドラッグストアで段ボールを無料でもらってきたりすれば、ほとんど費用はかかりません。

しかし、荷造りから重たい荷物を自分でトラックに積み、新居でも荷物を運び入れて荷解きをするまですべてを行わなければいけないので、かなりの労力がかかる点がデメリットといえるでしょう。

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自分でトラックをレンタルする場合の注意点

自分でトラックをレンタルして引越しをするときの注意点についてお伝えします。費用の面だけで見れば自分でレンタルする方が安いですが、スムーズに引越し作業を進めるためにはさまざまなチェックポイントをクリアする必要があります。

免許を保有しているかどうか

普通免許だけでは運転できないトラックもあるので注意しましょう。2007年6月1日までに普通免許を取得した人は、区分が8t限定中型免許(AT中型車限定)になっています。また、2007年6月2日から2017年3月11日までに普通免許を取得した人も、5t限定準中型免許(AT準中型車限定)となっていて2トントラックの運転ができます。
しかし2017年3月12日以降に普通免許を取得した人は、2tトラックは運転できません。さらに2tトラックの中でもロングやワイドタイプは、マニュアルになっているものが多いので、オートマ車限定の免許の人は運転ができません。

トラックが通れる道幅かどうか

新居までの道順や新居前のスペースが十分にあるか確認しましょう。トラックを借りても家の前まで入れない、または駐車するスペースがないと引越し作業に大幅に時間がかかってしまいます。
借りる予定のトラックの横幅などを事前に調べておき、十分な道幅があるかどうか確認してください。

普通車の運転と感覚が異なる

トラックは一般の自動車とは運転の感覚が違います。普通免許で運転できるトラックをレンタルしても、慣れていない場合は事故に繋がる恐れもあるので気をつけて運転する必要があります。
トラックには内輪差や外輪差があります。特にロングやワイドロングのトラックを運転する場合は、全長の長さがあるのでカーブで曲がりきれなくなってしまうこともあります。さらに、トラックは車高が高く、一般車よりも運転していてもスピードを感じにくい特徴があります。高速道路などを走るときには、スピードにも十分注意して走行してください。

ブレーキが利きにくい

トラックは、一般車よりも大きい分、車体の重量もあります。また、家財道具一式を積んで走るため、さらに重くなります。ブレーキを踏んでから車が止まるまでにかなり時間がかかることを想定して走行しましょう。車間距離は十分に取るようにしてください。

関東で引越しをするなら引越しバービィー

関東で引越しをするなら、引越しバービィーがおすすめです。引越しに必要な段ボールは無料で提供してくれるうえ、食器棚や本棚の解体や組み立てなども行ってくれます。丁寧な作業なので、大切なものの運搬も安心して任せられます。
引越しプランも充実していて、荷物の運搬や設置だけを頼めるコスパのいいセルフプランから、荷ほどきだけ自分で行い荷作りと荷物の運搬・設置を依頼するスタンダードプラン、荷作りから運搬・設置・荷ほどきまですべて請け負ってくれる丸ごとお任せプランなど、自分の都合と予算に合わせて最適なプランを選べます。
他の業者より1円でも見積もりが高い場合は、料金の交渉もできます。いくつかの業者に見積もりを依頼して、料金やサービスを比較してみてください。

まとめ

引越しのトラックは、荷物や引越しをする人数、今まで住んでいた家の間取りなどで選ぶといいでしょう。引越し業者に依頼する方法だけではなく、自分でトラックをレンタルするやり方もあります。それぞれメリットデメリットがあるので、好みの引越しスタイルに合わせて選んでみてください。関東の引越しなら、料金が安くてサービスの質が高い引越しバービィーがおすすめです。

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