大凶転居とは？引越し時の影響や調べ方、転居してしまった際の対処について徹底解説

大凶転居とは？引越しの方位とは？

引越しは運気の良し悪しにも影響を与えるとされる、人生の中で大きな出来事です。吉方位と凶方位は「風水」と「九星気学」から導き出される方位のことです。引越しをする前に知っておきたいこの方位は人によって、またその年によっても変わります。

吉方位と凶方位について

吉方位とは良い運気をもたらす方角のことで、凶方位とは縁起が悪い方角のことです。良くないこと・悪いことが起こる方角なので、なるべく避けた方が無難です。しかし、引越しには凶方位を避けられない事情もありますので、無理をせず自分に合った物件や条件で探すことを優先しましょう。

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大凶転居が良くない理由は？

なぜ大凶転居は良くないのでしょうか。引越しをしてから良くないことが起こる、なんとなく体調が優れないなど良くないことが立て続けに起こるようであれば、それは凶方位の影響を受けている可能性があります。科学的な根拠はないものの、なんとなく気分が良くないという方も多いでしょう。心機一転新しい気持ちで生活を始めようと引越したにもかかわらず、吉方位を確認しないで引越したために運気が悪くなったり、気分が下がってしまったりするのはもったいないことです。
新天地への引越しは、誰もが希望を抱いて明るい未来を描くものです。就職や結婚など人生における大きい出来事での引越しのときは、特に吉方位への新居探しが大切です。
しかし、知らずに凶方位に引越してしまっても、対処方法はあります。慌てて吉方位へ引越しをするのではなく、落ち着いて運気の上がる対策を考えましょう。

吉方位と凶方位はどうやって決まる？

吉方位と凶方位は、九星気学と風水で決められるものが一般的です。九星気学とは中国から伝わってきた九星術を、明治時代に方位術の研究者である園田新次郎が気学としてまとめたものが広まったものです。
九星気学では誕生日をもとに本命星が決まり、この本命星で吉方位と凶方位が決まります。また、風水は古代の中国で生まれた運気を呼び込むための環境学として広まったものです。風水では誕生日と性別で本命卦が決まり、本命卦によって吉方位と凶方位が決まります。

引越しにかかわる三大凶刹とは？

引越しに関わる方位には吉方位・凶方位のほかに「三大凶殺」があります。年ごとに決まる3つの方位は年齢や性別に関係なく、万人に悪いことが降りかかるとされています。三大凶殺といわれる3つの方位を見ていきましょう。

【五黄殺】
三大凶殺でも最悪な方位であり、自分自身が原因で災いが次々と起こるとされています。破壊や暴力・犯罪などに関するトラブルが起きやすく、人間関係がうまくいかなかったり、大切なものが壊れたりする可能性があります。

【暗剣殺】
暗剣殺は五黄殺の正反対の方位に当たります。五黄殺とともに二大凶殺といわれるほどの悪い方位で、自分以外の原因で災いが起こる方位です。とばっちりを受けやすく、小さいトラブルから大きなトラブルに発展する可能性もあるので、防ぐのが難しく非常に厄介な方位です。

【歳破】
その年の干支の方位の正反対の方位にあたります。その年の干支の方位には強いエネルギーが流れる一方で、反対側の歳破の方位にはありとあらゆるものが壊れる現象が起こるといわれています。具体的には物が壊れる・縁談が破談になる・約束が破られるなど「破ける」に関わることが多く起こる可能性があります。

引越しの方位の調べ方は？-九星気学編-

自分の本命星を知る

まずは九星気学における自分の本命星を見つけることから始めます。九星気学では9つの星があり、本命星は生年月日を元に「本命星早見表」で調べます。一人暮らしや単身での引越しであれば自分の本命星の吉方位を調べますが、家族や複数人で引越しをする場合は家主となる方の本命星で吉方位を調べましょう。九星気学は2月4日の節分を区切りに1年を数えるため、1月1日から2月3日までの誕生日の方は前年の本命星になるので注意しましょう。

吉方位と凶方位を確認する

本命星がわかったら、吉方位と凶方位を確認していきます。ただし、吉方位と凶方位は年や月ごとに変わります。一度確認しても次の年には変わるので注意して、引越しをする日が決まってから調べましょう。書店やコンビニで手に入る書籍や、インターネットで調べられます。また、専門の鑑定士に依頼して鑑定してもらう方法もあります。費用はかかりますが、質問や相談もできるので、より自分の運勢を上げたい方におすすめです。

方位ごとのパワーを知る

本命星が判明し、吉方位・凶方位がわかったら方位ごとのパワーも確認しておきましょう。北・北東・東・南東・南・南西・西・北西の8つの方位に、それぞれのパワーが秘められているといわれています。
北には愛情運や財運、心の平穏が期待できるパワーがあるとされます。南には嫌いなもの・嫌なことや嫌な過去と決別するパワーがあるといわれています。今年の自分の吉方位がどのような影響をもたらすのか知っておくと、より強く良い運気を感じられます。

引越しの方位の調べ方は？-風水編-

自分の本命卦を確認する

九星気学では本命星を調べましたが、風水では本命卦を乾（けん）、兌（だ）、震（しん）、巽（そん）、坎（かん）、艮（ごん）、坤（こん）の八卦と呼ばれる8つの要素に誕生日をあてはめて表します。本命卦は、インターネット上で誕生日を入力して調べられるサイトや、専門の書籍で確認します。本命卦は男女で異なる場合があるので注意が必要です。

吉方位を確認する

風水による吉方位には「生気」「天医」「延年」「伏位」の4つがあります。生気は吉方方位の中で最大吉とされる方位です。活力にあふれ、積極的に行動できるといわれています。次に良いのは天医で、集中力が高まり勉強がはかどるとされています。また健康面にも良い影響を与えてくれる方位です。次いで延年は協調性が高まり、人間関係が良好で恋愛運、結婚運を高めてくれる方位です。伏位は家庭環境の運気を高めてくれる方位です。自分はどの運気を上げたいかを考えて、引越しをする方位を決めるのもおすすめです。

凶方位を避ける

引越しをする際に避けたい凶方位には「絶命」「五鬼」「六殺」「禍害」4つが挙げられます。絶命は最悪な凶方位です。仕事面や金銭面でのトラブルが起こる、健康運が下がるとされる方位で、この方位が活動の拠点になる場合は運気が低迷するといわれています。
次に良くないのは五鬼で、事故に巻き込まれる恐れがある方位です。旅行など長距離の移動は特に注意が必要です。
六殺は喧嘩や異性関係でトラブルを起こしやすい方位です。自暴自棄に陥りやすいので、新しい環境になる場合には特に避けたい方位です。

大凶転居してしまった場合の対処は？

方違え・寝床違えをする

方違えとは凶方位へ向かう前に、別の方位へ仮住まいをして引越し先の凶方位をずらすという方法です。例えば自分の引越し先が北の方角で凶方位である場合、一度東の方角へ向かい仮住まいをします。そこから引越し先へ向かうときには北西の方角に変わっているので、凶方位がずれたことになります。また、寝床違えは凶方位へ引越してしまった後でも、寝室を吉方位に置くことで災難やトラブルが避けられるというものです。方違えは期間的・金銭的に大変なので、寝床違えで対策もできることを覚えておくと安心です。

方位除け・八方除けをする

「凶方位を知らずに引越してしまい、方違えも寝床違えもしたけど心配」という方は、神社で方位除け・八方除けのお祓いをしてもらうのがおすすめです。お祓いをお願いするときは、方位による災い（方災）にご利益がある神社を選びます。詳しくは神社へ問い合わせをして、お祓いの予約などを確認して申し込みましょう。お祓いをすると気持ちも心も軽くなり、安心できます。方災にご利益のある神社は各地にありますので、引越し先の近くの神社を探してみるのをおすすめします。

凶方位を気にしない

凶方位は災難が降りかかると聞くと誰もが心配になり、避けたくなります。しかし引越しは時間も労力もかかり、簡単に予定を変更できないものです。仕事の転勤で急に引越しを余儀なくされることもあるでしょう。そんなときは、凶方位を気にしていられないほどドタバタな引越しになることが予想できます。
やむを得ない場合、凶方位を気にしないことも1つの解決方法です。凶方位へ引越したとしてもすぐに災いが訪れるとは限りません。引越しのバタバタが落ち着くまでは気にせずに、落ち着いた後に厄よけを行っても遅くはないのです。引越しは忙しく心身ともに疲弊するので、細かいことは気にせずに負担をかけすぎないことを優先しましょう。

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